おとめな宝塚

新米そしてライトなファンによる宝塚観劇記

柚香光『スペシャル・コンサート』開催について

今年の11月・12月に柚香光さんの『スペシャル・コンサート』が開催されることが劇団より発表されました。

うううう、タイトルといい、内容といい、退団が目の前に来ていることが確実なような、、(涙)。

順序をつけろと言われたら、トップさんのなかで礼真琴さんが一番贔屓と答えますが、柚香光さんのことは唯一無二の魅力に溢れている方だと思っています。

クラシックとコンテンポラリーが融合したような独特な空間を作るダンス、繊細な芝居、そして全身から発光される輝き。

これといった代表作がないのに、次々作(7作目)で退団するのか、などと言われていますが、わたしのいい加減な考えなのですが、例の演出家が『文芸春秋』で発表した手記に、夏に演出が決まってた、と書いているそうなので、本当は『鴛鴦歌合戦』の代わりに、柚香さんの代表となるようなオリジナルが彼の手によって準備されつつあったのではないでしょうか。

しかし彼の退団によって予定が狂ってしまい、結果、オリジナルの代表作的なものがないまま退団の流れになっている??

*こんな書き方をすると、『鴛鴦歌合戦』の演出家の小柳先生に失礼ですが、和物が柚香さんの代表作になるとはちょっと考えづらく、、。ラストの演目で何かすばらしいものが準備される可能性がありますが。珠城りょうさんの『桜嵐記』のように(←と書きながら、これは上田久美子先生が偉大であることと、先生とたまきちさんとの特別なご縁があったからこその傑作とも言えますが、、)。

いやいや、わたしはあの『うたかたの恋』を生で観劇できただけで幸せです。

柚香さんのその後・・・。

礼さんだったら、退団後バリバリにミュージカルで活躍する様子が容易に目に浮かびます。

柚香さんは、なんというのか枠にはまらなさすぎて、想像しづらい。

私は以前に、彼女は「パリコレのランウェイを歩く」、と予想したことがありますが、日本・芸能界などの枠を越えて、活躍をしてくださるような気はしています。

*7作で退団と決まったわけでもなく、まだ在籍中だというのに、こんなことを書いたら顰蹙ものかもしれません。微弱なブログなのでお許しください。