おとめな宝塚

新米そしてライトなファンによる宝塚観劇記

彩風咲奈という心に残るトップスター

うつくしき人、彩風咲奈。

わたしの一番の推しのトップさんは、礼真琴さんです。

でも今、誰が一番心に残り、尊敬できるトップスターだったかと問われたら、「彩風咲奈さん」と答えるでしょう。

以前にもこの日記に書いたとおり、偉大な前任者、望海風斗さんから引き継いだころは、ちょっと物足りない気がしていました。

でも徐々にトップとしての輝きや貫禄が増し、芸の技術も進化していった咲ちゃん。

『ジュエルド・パリ』で、大階段での咲ちゃんを見たときは、「もっとも大階段が似合うトップさん」だと思い、大好きになっていました。

 

その後、週刊誌で報道されたように、雪組を守った咲ちゃん。

(嘘だと思う人はいると思いますが、全部ではないにせよ、咲ちゃんが上層部に働きかけたのは本当だと思っています。)

そのころからは、人間として尊敬していました。

もちろん、咲ちゃんの舞台でのご挨拶を聞いて人格者だとは思っていましたが、尊敬の域まで達してしまいました。

 

そして退団発表での咲ちゃん。

あまりにも、きれいで、まぶしすぎて、涙が出るぐらい。

あのうつくしさは、何かに到達した人にしか出せないうつくしさ。

ずっと応援したい人。

退団をしたジェンヌさんの中で、「どんな人生を歩まれようとも、ずっと応援していたい。幸せでいてほしい」と思ったのは、咲ちゃんだけです。

咲ちゃん、輝け、最後まで、舞台で。